11月5日 W杯ラグビー
第9回W杯ラグビーが2日南アフリカの優勝で幕を閉じました。この試合はラグビーの神髄を見た気がしました。とにかく相手を前に進めさせない。ボールを持った選手を一発で倒す。そして奪い返す。いわゆるジャッカルです。ラグビーがこれほど地味でタフで持久力が必要なスポーツだったとは。ともすればバックスの華麗なパス回しと相手を抜き去ってトライするという「カッコイイ」スタイルに魅了されるのですが今回の決勝戦はずっと拳を握りっぱなし。トイレに立つのももったいないほど緊迫した試合でした。相手も反則を誘いキックで点を稼ぐ。力が拮抗したチームの戦いはこうなるのですね。敗れたエディー・ジョーンズHC。表彰式で掛けられたメダルをすぐに外しポケットにいれたとのこと。この4年間優勝の一文字しかなかった彼の悔しさがうかがえます。今ラグビーロス状態ですがきっと今回の経験が日本のラグビー界にいい影響を与えたと思います。乞うご期待!!