10月27日 営業担当者の雑記
先日放火して自分の子供を焼死させた罪で無期懲役刑を科せられた方が再審開始等を認めた大阪高裁の決定を受けて20年ぶりに釈放されたというニュースがありました。これは自分の身になって考えるととんでもないことです。可愛いわが子を保険金目当てで殺したという汚名を着せられ家族がバラバラになり残された子供の人生を真っ暗にしてしまった。残された子供は両親が居なくなったうえに「人殺しの子供」といわれのない差別を受け続け人生の進路も制限されそれでも今29歳の長男は釈放された母親に「お帰り」と声をかけ抱き合い、母親も「良かった本当に良かった」と応じたと言う。更に母親は亡くなった女児を思い「青空のどこかからママよかったねって言っている声が聞こえる」と声を震わせたと。20年は長すぎる。今回の釈放に携わった弁護士たちの執念の立証が再審への道を開き釈放を実現したと報道されています。無実の人を精神的に追い詰めウソの自白をさせ罪をかぶせた警察、検察の責は重い。