7月4日 営業担当者の雑記
今朝通勤途中の電車の中で居眠りをしながら本を見るともなく見ていたらちょっと気になる短歌がありました。「川を見てゐた手だろうかうつすらと電車の窓にしろき跡あり:澤村斉美」帰りの電車なのか流れる窓外の景色を眺めながら何事か物思いにふけっているのかあるいは思い出にでも浸っているのか自分に入り込んでいます。こういう人にはぼーと座っている私などは想像を逞しくするので楽しいのですが最近のドア近辺には「門番」とかいう人がいて中がどんなに空いていても座らずひたすらスマホに夢中になっています。電車が到着してもその場を動こうとはせず降りる客、乗る客がいても全く無関心。そしてたまたま体に触れたりするとものすごい形相でにらみつけます。同じように何事かに入り込んでいる様ではありますが外を眺め周囲に気が行ってないのとは随分違います。まあ座ろうと座ろまいと本人の勝手ではありますが少しだけ周囲にも気を止めてほしいものです。