5月11日 営業担当者の雑記

昨晩のニュースで熊本慈恵病院に設置されている「こうのとりのゆりかご」所謂赤ちゃんポストが10年目を迎えたと報じていました。何らかの事情で自分では育てることの出来ない赤ちゃんを匿名で受け入れる施設で賛否両論あるようですが院長は赤ちゃんの命を守るという意味ではその役目を果たしてきたとおっしゃっています。私はこの世に生を受けた「人」の命はたとえ親であっても奪う事は出来ないと思っています。母親になる人が生まれた子の命を他人に託そうと決心するのは余程のことだと思います。本当は妊娠した時に相手の男性と一緒になってどうすることが一番いいか考えるべきなのですが、こういうケースはほとんど女性に結論を委ねているようです。預けられた子は里子となりそれなりに幸せに暮らすのでしょう。大きくなってその出自を知りたいと思うことがあるのでしょうが少なくとも「生きている」ことこそが一番大事なのだと思います。