4月18日 読売歌壇栗木京子

遅まきながら今週の選にはWBCの話題が多く入っていました。大谷選手、村上選手を扱った作品が多かったのですが私は「国中が侍ジャパンに歓喜してペッパーミルのポーズあちこちに:遠山 敏子」に注目しました。このポーズの発信人である大リーガーのヌートバー選手がヒットやホームランを打った時にするパフォーマンスだったのが侍ジャパンの選手たちにも伝染してしまったものですね。栗山監督がどんな情報源で彼を選んだのか知りませんが国内ではまったく知られてない日系大リーガー。最初は彼がヒットを打って塁上でこのポーズを決めたのち、大谷選手が塁に出た時まねそれがきっかけだったように思います。コツコツやってれば上手くいくという意味らしいのですが日本ではまあ老若男女だれもかれも、まったくのにわかファンまで一緒になってペッパーを挽きました。ヌートバー選手の愛くるしい容姿と元気なお母さんと一緒になって日本中が盛り上がりました。

3月22日 読売歌壇栗木京子

今週の選は「孫娘はわれに眼鏡をかけさせて「この本読んで」と隣に座る:端山 徳子」私は基本的に子供や孫の話を好んで他人に話すタイプではないし、昨今結婚しない人さらに結婚はしたが子供が出来ないあるいは創らない人が増えて来たのでこの歌のような内容は好んでは話題にしませんがそれにしても「あるある」テーマです。一緒に暮らしているのか結構な頻度で会っている関係なんでしょうね。大好きなおばあちゃんに本を読んでとおねだりする孫娘はおばあちゃんには老眼鏡が必要なことが分かっているんですね。ねだられる方もそれを楽しみにしているのですからいい関係なんでしょう。でもおじいちゃんにとって孫娘は特別な存在なのでしょうからこの歌の状況はおじいちゃんがいないのかおじいちゃんはあまり孫娘に好かれていないのかちょっと気になるところです。