2014年6月4日 営業担当者の雑記

私の好きな野球評論家権藤博氏が先日日経の「悠々球論」でこんなことを書いていました。昔大リーグでも活躍した「ベンジー」がサヨナラ本塁打を打った時三塁ベースでガッツポーズをした自分の行動を後悔し相手投手牛島に謝りたいといった。ホームランを打たれた投手は打者がベースを回っている時はとても辛い瞬間。だからその彼の心情を慮って長嶋も王もベースを回るのが早かった。打者と投手敵味方とはいえ勝負の世界に生きる者同士お互いに気配りしていたのだと氏。一方大したことをしていないのに千両役者のような顔でベースを回る選手。。。昨今何かと軽くなっちゃいませんか?と皮肉たっぷり。そういえば最近サヨナラヒットを打った選手をみんなで水をかけ出迎えるシーンをよく見かけますが私は不快には思いません。昨日の楽天牧田選手が娘から「パパホームラン打ってね」と誕生「檄」を貰い打った逆転打に仲間が手荒い祝福をするなどは結構いい画だと思うのですが権藤御大に言わせると「男は黙ってベースを回る」かも。

2013年10月31日 営業担当者の雑記

偶々ですが今日も訃報の話題です。川上哲治さんが28日にお亡くなりになっていたというニュースが今日の朝刊に大きく出ていました。現役時代の記憶はほとんどありませんが監督になってからはとにかく強かったですね。いくら長嶋、王、といったスター選手がいても9連覇はすご過ぎます。色んな人がその人となりを語っており偉大な人だったんだなと改めて思いました。ただ結構若いなんにでも口を出す「評論家」氏がいかにも見てきたかのように「青バット・赤バット」で一世を風靡したなんて書いていますが川上さんが赤バットを使ったのは1946年の一年間だけだとか。とすると70歳以上の方しか本物は見ていないはずなのに。