1月14日 営業担当者の雑記
今朝の朝日新聞に興味がある記事がありました。それは家庭養護促進協会大阪事務所理事岩崎氏へのインタビューです。氏は実の親が育てられない子の育て親を新聞を通じて募集し、血縁のない人同士が「親子になる」ことを50年近く続けてきた人との事です。彼女に依ると言葉がまだしゃべれない子が育ての親に接した時一週間くらいはお利口にしているがその後は半年間位親が嫌がったり困ったりすることを執拗に繰り返すことで大人を試すという共通の行動を起こすというのです。あなた(育ての親)はどれだけちゃんと私の事を受け止めてくれるかを確かめようとしているのであり親から引き離され自分が守られるべき世界が突然なくなったことへの恐怖に因るのだろうとのことです。心の底から受け入れてくれる人なのかを確かめているというのです。一番親に愛され包んで欲しい時期に捨てられてしまうということがどれほどのショックなのか。昨今実の母親に因る虐待のニュースが報じられていますが何とも哀れでかわいそうで他人事とは思えません。