11月18日 西友が楽天Gに
先日楽天と米都市ファンドがウォルマートから西友の株式85%を取得すると報道されていました。西友は1960年代に設立され当時は日本のスーパーをけん引する存在で次から次に新しいアイデアを実行に移し注目の的でした。社長は詩人でもあった堤清二氏。「無印良品」「ファミリーマート」をつくるなど業界の顔でもありました。バブルの崩壊で「無印良品」「ファミリーマート」を売却するなどして生き残りをかけましたが,2002年米の超巨大企業ウォルマート傘下に入り彼らのノウハウで再起を期しました。しかし「EDLP」は日本では馴染めずかつての競合であるヨーカドー、イオンとは圧倒的な差がついてしまい、ついにウォルマートの協力だけでは復興することが出来ずこの度楽天と「ネットとリアル店舗の融合」を加速させることになりました。いまやネット民を取り込まないと生きていけないスーパー。ますます激化する業界でどういう位置に立てるのか。