12月2日 営業担当者の雑記

「健さん」に続いて菅原文太さんが亡くなった。81歳、今の平均年齢からするとそんなにお年ではないのに。私は正直ヤクザ映画はあまり好きではありませんので彼の若い時の映画は見ていません。後年の「農業の基本は土を愛し、土と格闘すること」という信念から自然農法を志向し山梨県で農業生産法人を立ち上げ活躍されていることに興味をもっていました。奥様のお話しがとても素敵です。文太さんは「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」の心境で過ごし小さな種をまいて去りました。無農薬有機農業を広めることと日本が再び戦争をしないと言う願いが立ち枯れ荒野に戻ってしまわないように声を上げ続けてきました。すでに祖霊の一人となった今も、生者とともにあってこれらを願い続けているでしょう。恩義ある方々になんの別れも告げずに旅立ちましたことを、ここにおわび申し上げます。という内容で文章も素晴らしいのですが文太さんのことが本当に大好きでよき理解者だったのだなとつくづく感じ入りました。