7月1日 線状降水帯

昨日今日と当地は物凄い強風です。雨の予報もありましたがそれはさほどではありませんでしたが、静岡方面では「記録的短時間大雨情報」とか「線状降水帯」といった気象用語がでています。1週間ほど前の長崎の豪雨もそうでした。同じ場所で次から次に積乱雲が沸き上がり活発な前線が長時間とどまり豪雨をもたらすようです。この時期の一か月分の雨が数時間で降るといった飛んでもない降り方です。下水は溢れかえり路上で噴出しちょっとした坂では滝のような流れとなり普段はほとんど水の流れもない小川に一挙に流れ込んだ水がものすごい形相で暴れまわり弱い部位から濁流があふれ出しあっという間に床下、床上浸水になってしまいます。この濁流は非常に流れが強くほんの30cm程度の深さでも人間は動きを封じられ流されてしまう可能性があるのだとか。このところほぼ毎年異常気象による洪水が起こっています。人間の予測を超えたエネルギーなのですね。

 

9月10日 営業担当者の雑記

今朝朝食を取りながら携帯を見ると八千代市から土砂災害警戒区域及び崖地付近の方に対しての避難勧告が夜中に出ていました。私が住んでいる近辺ではそれに該当するようなところは思いつきませんがこんなことは初めてです。昨晩から「線状降水帯」という普段あまり聞きなれない気象用語がテレビに出ています。これにはいくつかのパターンがあるようですが今回のは日本海に抜けた台風18号に吹き込む風と列島の東海上を北上している17号からの風が合流して関東地方に発生したもののようです。幅数十kmで東京湾から北に向かって次から次に積乱雲が発生し雨を降らしているとの事です。確かにテレビの映像を見ると雨を降らす雲はほとんど一定の幅で南から北に向かい切れ目なく流れています。衛星からの情報が増えたのとコンピュータの進歩により画像解析が精緻になったのでいま起きている気象現象がよくわかるようになりました。折角の情報ですから精々利用して早めの対応が必要ですね。