2月2日 節分

明日は節分です。新聞に豆まきの豆、恵方巻を小さな子供に与えるときは喉や気管に詰まらせないように気を付けましょうと出ていましたが「恵方巻」という行事を我が家ではしたことがありません。そんな行事があることもしりませんでした。関西初だとのことですが何時頃からでしょうかこの時期になるとコンビニなどで盛んに宣伝し始めたのは?バレンタインデーのチョコレート、クリスマスケーキと商売になることならなんでも取入れるのが得意な日本ですから何の不思議もないのですが。話は飛んでしまいますが東京銘菓「ひよこ」というのがあります。福岡の人にいわせれば「あれは博多のお菓子たい!」というのでしょうが別会社を作って東京土産としての売り込みが成功し今やだれも東京発だということに疑いを持たないと思いますが「恵方巻」もそのうちに全国に広まりその出自は忘れられてしまうのでしょうね。地方独特の行事というのがあってもいいと思いますが。

2月3日 節分

今日は節分。自由律俳句の尾崎放哉に「節分の豆をだまってたべて居る」というのがあります。世にすねた放哉が一人で節分を祝って(呪って)いるのでしょうか。我が家ではもう子供が家を出て久しいのですが必ず豆まきをしています。子供が居たころは定番通り大きな声で「鬼は外、福は内」といいながら豆をまいていましたが最近は外に聞こえないように小さな声で「鬼は外」と少量の豆を放り、すぐに戸を閉め「福は内」といいながらこれまた少しづつの豆を部屋のあちこちに置いて回ります。まくとあとで拾うのが大変だというショボクレ親父なのですがこれを拾って食べます。妻は年の数ほどというのですがお互い中々そうもいかない年になってきましたのでバースデーケーキに立てるローソクのように10歳で括って食べます。と私はいっていますがきっと今晩はこの儀式がある筈です。というわけで明日は立春。春はもうそこ。「旧暦の節句の鯉がをどって居る夜:放哉」

2月2日 節分

2月2日が節分の日になるのは124年ぶりなんだとか。地球の公転時間が365日丁度ではないので24節気、立春の前日と決まっている節分もいつもより1日早いというわけですね。我家では子供達が出て行ってからもずっと豆まきをしています。小さな声で「鬼は外、福は内」といいながら窓からガラス戸から豆をまき室内は後で探すのが面倒なのでパラパラとまきます。今はやりの「恵方巻」の習慣は夫婦ともないのでしません。ところで昨日の日経夕刊「あすへの話題」掲載、伊藤忠を日本一の商社にしたCEO岡藤正弘氏に感心しました。節分の時兄弟で豆の取りっこで負けると悔しいという話から「努力は必ず報われる」ことはない。失敗を受け入れそこから困難に打ち勝つチャレンジ精神が必要だ、難題への挑戦が人を成長させる。古今東西変わらぬ心理だろうと結ぶ。さすが鬼とも評される岡藤氏、豆まきから凄い話にもっていくもんだなと妙な所に感心した次第です。

2月3日 営業担当者の雑記

「使わざる部屋も灯して豆を撒く:馬場移公子」2月3日今日は節分です。昨年の春年の離れた末っ子が一人暮らしを始めたので子供達は全員いなくなりました。そういえば義母は娘(家内のこと)が東京に出てきた時寂しくて落ち込み妻は2年ほどで故郷に帰ったと聞きます。娘が住んでいるのが埼玉だということもまた昨今はスマホで何時でも連絡が取れるからなのでしょうか妻はそんなに寂しがっている様子はありません。去年は子供たちがいない、正確に言うと物置になっている部屋それぞれでいつものように「福は内、福は内」と福だけを呼び込みました。今は年の数だけ食べると大変なことになってしまうので10歳で一つということにしていますがそれを家の中では後で拾いやすいようにじんわりと撒きます。子供たちが小さい頃は皆で大騒動しながら数が多いの少ないのと喧嘩しながらの豆撒きでしたが今は古女房と二人だけですので声だけでもと気勢をあげています。

 

2月3日 営業担当者の雑記

節分に小声でそっと豆を播き(川井素山)
今日は節分ですね。子供が小さい間は狭い家の中でも、窓を開けてもお構いなしで大きな声を出し鬼は外、福は内とやったものですがさすがに成人している娘とではそうもいきません。声もボソっとあまり沢山撒くとあとで拾うのが大変なので数個づつといった具合でそれでもこの日は必ず豆まきをしています。近所には小さな子供たちが大勢いますのできっと元気のいい声が聞こえてくるのでしょう。普段はそんなことも感じないのですがこういった行事があると子供達の小さかった頃など思い出したり、上さんといまだに覚えている子供絡みのエピソードで盛り上がります。さてこの豆、年の数ほど食べるとなると一苦労です。誕生日のケーキではありませんが大きなのをいくつかと小さいものをいくつかということで勘弁して貰いましょう。

2014年2月4日 営業担当者の雑記

昨日は節分明けて今日は立春。皮肉にも昨日までの春のような陽気が一転雪の予報。最高気温が10度位下がるとのこと。お年寄りならずとも体調管理が難しいですね。昨日はあちこちの有名寺院で芸能人、相撲取りが豆まきをしている様子がテレビに出ていましたが皆様の家ではどのように節分の豆まきをしていますか。我が家ではいたって平凡でして煎った大豆だけを、戸外に向かって「鬼は外」戸内には「福は家」と唱えながら全部屋で撒きます。昔は年の数だけ豆を食べると言われたのですが今ではそんなことをするとお腹を壊してしまいます。吉野山金峯山では「福は内鬼も内」といって改心した鬼にも厄払いをするようですが最近巷でもそうするところが増えてきたようです。それと恵方巻きもいつ頃から広まってきたのでしょうか。関西発の行事が全国区になったようです。まア楽しいことはどこから持ってきてもいいのですが段々とそれなりの作法が確立していくのが面白いですね。