3月27日 営業担当者の雑記

大相撲春場所は横綱稀勢の里が13勝2敗で優勝しましたが大いに盛り上がりました。12日目まで全勝で来ていた稀勢の里は13日目横綱日馬冨士との一戦で敗れた時激しく左肩を痛め暫く立ちあがれず救急車で病院に搬送され14日目は休場かと思われていたのを強行出場しなすすべもなく横綱鶴竜に敗れ2敗となり1敗の大関照ノ富士に遅れを取った。痛めた肩で優勝するには千秋楽で本割と決定戦の2回照ノ冨士に勝たなければならず解説者も「まずありえないだろうそれより体をこれ以上悪くしてほしくない」といったコメントの中での大一番。本割での逆転勝利さらに決定戦でも土俵際で照ノ冨士を小手投げで土俵に転がしての大逆転優勝。もう館内は騒然。テレビがアップで捉える観客の目にも涙が見える。稀勢の里はそれでもいつもと表情を変えず支度部屋に引き上げた。しかし表彰式では国歌が斉唱されると顔を覆い号泣。その昔貴乃花がひざに大けがをしながらの逆転優勝に表彰式で当時の小泉首相が「感動した」と絶叫したのを思い出しました。

1月23日 営業担当者の雑記

大相撲初場所は大関稀勢の里が優勝しましたね。14日目で優勝は決まっていたが千秋楽横綱白鵬に勝ち優勝に重みを添えた。二人の横綱が休場するといった幸運はありましたが運も実力の中ということで本当に良かった。私は日本人横綱が早く出てほしいとは思っていませんでしたし、もう何回も挑戦しながら肝心な一番で勝てない間の悪さ、稀勢の里は横綱の器ではないのかなと思っていました。しかしながら負けた後のインタビューで「明日からまた一番一番集中するだけです」と決まり文句しか口にせず、横綱挑戦に失敗する度に悔しさを押し殺しぐっとこらえている姿を見ているといかにも不器用でスマートさがまったくないこの力士に声援を送りたくなりました。来たチャンスを一瞬の内に掴み取りあっといういう間に横綱になった白鵬とはまるで違う泥臭い力士。来場所は横綱に昇進することがほぼ決定のようですがこれに浮かれず優勝の瞬間の「一筋の涙」で終わらないように精進し立派な横綱になってほしいものです。