11月8日 秋色の常盤平
新京成常盤平駅から南、牧の原の方に伸びる通称「ケヤキ通り」が今すっかり秋色です。駅前から西友横を通り子和清水まで1kmちょっとの道両側に数メートル間隔でけやきが植えられています。常盤平団地は1960年ころに出来上がったようなのでもしそのころ植えられたとしたら樹齢60年。今では結構幅が広い道の真ん中がずっと日陰になるほど大きくなっています。今時分はこのケヤキが見事に紅葉しています。いわゆる「やまもみじ」のように真紅な色ではありませんが薄黄色から柿色まで微妙に色を変えた木々が日の光越しに薄鈍い色を放っています。秋の色を表現するのにセピア色がありますがこの語源はコウイカの墨からとれた絵具の色だとのことで少しくすんでいるのでしょう。してみるとここ常盤平のケヤキはもう少し華やかです。しっとりと落ち着いたそして色気がある中年男性。憧れの設定ですがまさにそんな景色。秋色が満ちた常盤平です。