4月22日 禁煙
今日の日経夕刊「がん社会を診る」というコラムに中川恵一という東大病院の医師が「禁煙」のことについて書いていました。喫煙はがんの原因のトップで、タバコがこの世からなくなれば、日本人男性のがんの3割が消滅する。国内の調査では20歳前に喫煙を始めると男性は8年、女性は10年短命になる。禁煙は若い時にした方が効果的だが、何歳であっても遅すぎることはない。30歳までに禁煙すればしなかった人と同様の余命寿命が期待でき、50歳で禁煙しても6年長くなる。禁煙すると24時間で心臓発作のリスクが低下し早ければ1か月で、せきやぜんそくなどの呼吸器症状が改善、1年経つと肺機能が改善し、禁煙2~4年後には虚血性心疾患や脳梗塞のリスクが1/3程度に減る。しかしがんのリスクが減るのは5年以降でがん全体のリスクが非喫煙者と同じになるのは男性で21年、女性で11年かかるという。そういえば私が禁煙してからもう21年になる。