2014年7月31日 営業担当者の雑記
昨日大相撲関脇豪栄道の大関昇進が決まり恒例の伝達式があった。この時の口上が結構話題になる。嘗て聞いたこともないような難しい四字熟語を述べた力士もいたが今回は「大和魂を貫く」というものだった。本人いわく上位に沢山いる外国人力士への対抗心込めたわけではなく師匠、おかみさんと相談して自分の気持ちを伝えたかったとのこと。いやーこの大和魂と言う言葉は随分久しぶりに聞きました。甚だ古い話になりますがもう45年以上昔藤猛がプロボクシングスーパーライト級のチャンピオンになったとき「オカヤマノオバアチャン」「カッテモカッテモカブト」「ヤマトダマシイ」などとたどたどしい日本語でコメントし当時大ブームになったことを覚えています。ハワイで生まれ育った彼は所属事務所の指示のままに言ったようですがあの強烈なノックダウンとヤマトダマシイはいまだに心に焼き付いています。歴史的には複雑な背景を持った言葉ではありますがここは豪栄道の決意の程を示す彼なりの言葉として聞きました。大活躍のモンゴル人力士たちの中にあって今後の彼の一層の活躍と出来ることならば綱とりを期待したいものです。