10月25日 営業担当者の雑記
今日の日経夕刊「あすへの話題」に元警察庁長官漆間巌氏がおもしろい文章を載せていました。もう30年くらい前になりますか日本では加藤登紀子さんが歌って大ヒットした「百万本のバラの花」という曲についての話です。この歌は彼がモスクワに駐在していた時に現地で流行っておりロシア人の作詞作曲かと思っていたのだが、去年ラトビアを旅行した際この歌が実はソ連邦の共和国の一つであったラトビア出身の作詞家と作曲家が作った歌だったことを知った。さらに翻訳された歌詞のロマンティックさとは随分違いラトビア語の歌詞の中には「マーラ(聖母)は娘に生を与えたが、幸せはあげ忘れた」即ちロシアなど近隣諸国に支配された歴史を「幸せをあげ忘れた」と表現したソ連からの独立を願う歌であったことが分かったという。明治に沢山紹介された欧米の曲にも同じような話を聞きます。あの「蛍の光」本家英ではメジャーの曲なんだと聞いたことがあります。