6月12日 営業担当者の雑記
朝刊におもしろい記事が載っていました。それは11日京都大学のグループが「犬は飼い主に意地悪した人にはなつかない」という実験結果を纏め発表したものです。飼い主が両脇にいる人の一方に箱の蓋を開けるように依頼したがそっぽを向かれる場面を見せた上で両脇の二人が同時に餌を出し、どちらを食べるか調べた。すると飼い主に非協力的な人から餌を貰うのを避ける行動を取ることが分かったと言うのだ。身近な人に不親切な人を嫌う感情は一部のサルに備わっていることは知られていたようだが、「自らの損得に影響がない時でも飼い主との関係で人を評価することが窺える。喜びや怒りという単純な感情ではない複雑な心の動きが備わっているのではないか」と研究者はいう。味方の敵は敵、などとシャレることもないが犬も飼い主と良好な関係にない人には警戒するということなのですね。