4月30日 営業担当者の雑記
先日東京国立近代美術館で開催されている「生誕110年 片岡球子展」に行ってきました。画家の名前も教科書に出てくるような人しか知りませんし自分で絵を描くこともないのですが時々新聞案内を見ては美術館に足を運んでいます。で今回の片岡球子さん名前も初めて聞いたし絵も見たことはなかったのですが行って見て本当に良かった。山の連作、浮世絵からの発想、晩年の裸婦と様々な題材がありますがどれも大きく、色、発想が大胆。美人画、墨絵といった私の中にある日本画のイメージとはまったく違い、その対極もしかしたらそれをぶち壊そうとでもしているかのような作品の数々。極端にデフォルメされた風景、歴史上の人物そして日本人離れした大胆な色使い、時空を超えた組み合わせの妙。まさに描きたいものを好きな色で自由自在に表現する、こんな人が日本にいたのですねただただ驚いてきました!