8月3日 照ノ富士復活優勝
大相撲7月場所が昨日照ノ富士の優勝で終わった。「照ノ富士」久しく聞かなかった名前だがそのはずで4,5年前日の出の勢いで大関に上がった後体の故障で序二段迄落ちようやく今場所幕内に戻ってきたんだとか。記録ずくめのようですが本人は本当にうれしかったでしょうね。相撲界は番付一枚違えば給料も待遇も違う実力の世界。大関に上がったときは付け人はいるわ有名になり周りはちやほやするわ有頂天だったのでしょうがそれが序二段で自分が一番下だとなると情けなさも悔しさも想像を絶します。何度も引退を申し出ながら親方や兄弟弟子に励まされてきたとのことで、ひたすら復活を願い体を治しながらけいこに励んできたのでしょう。「いろんなことがあったけれど、こうやって笑える日が来ると信じてやってきた」優勝後のインタビューで涙こそ見せていませんでしたが一言一言かみしめるように訥々と話していたのがとても印象的でした。照ノ富士関おめでとう!