3月29日 照ノ富士優勝

照ノ富士。凄い力士がいたもんですね。一度は大関を張り破竹の勢いだったが両膝の負傷、手術、内臓疾患などで番付一番下の序二段まで落ち何度も親方にも周囲にも引退したいといった力士の大復活劇。以前大関になった頃は相撲界は俺のためにあると怖いものしらずの大天狗だったようですがそれだけに自分の不甲斐なさ、惨めさが身に染みたことでしょう。それまでチヤホヤしてくれた「タニマチ」の多くは去っていったのでしょう。そこから毎場所勝ち越しを続け21場所ぶり、足掛け4年での返り咲きとなります。苦しい時に支えになったのが何なのかは知りませんが半端な覚悟ではなかった筈です。「できることを精一杯やっているだけ」とおっしゃるがいくら自分のこととはいえ頭が下がります。いまだに両膝に大きなサポーターをして土俵に上がっていますし何より体重が重いので両膝への負担は相変わらずあるのだと思いますが昇進後は次を目指し頑張って下さい。

5月26日 営業担当者の雑記

大相撲夏場所は関脇照ノ富士の初優勝で終わりました。場所前から優勝したら大関も、という話が出ていたのでプレッシャーも凄かったのだろうと思いますが千秋楽も圧倒的な強さで勝ち、結びの一番で横綱白鵬が部屋の横綱日馬富士に敗れ優勝が決まりました。23歳モンゴル出身。年6場所になってからは貴花田、朝青竜に次いでのスピード出世だとか。高校から日本に留学していたとのことだが優勝インタビューでアナウンサーが大関昇進の抱負など矢継ぎ早に出す質問に素早い反応が出来ず「頑張ります」。何とも可愛らしい笑顔で「スー女:相撲好きの女性のこと」達にも人気が出てくるのではないでしょうか。体も大きいのですがそれ以上に相撲のスケールが大きく解説者に依ると横綱も遠くないだろうとの事。白鵬の独り舞台に照ノ富士が噛んでくると相撲ももっと面白くなりそうです。