9月27日 営業担当者の雑記
今日の朝刊に「沖縄遺跡から古代ローマ硬貨」という記事が出ています。沖縄県うるま市の勝連城跡(国史跡、12~15世紀)で3~4世紀の古代ローマ帝国のコインとみられる銅貨4点が見つかったという内容です。勝連城が海外交易によって栄えた14~15世紀の地層から発掘されており東アジアを経由して持ち込まれた可能性があるとのこと。14,5世紀というと倭寇が活躍していた時代で海外交易が盛んだったのでしょうがこの銅貨がどんなルートで沖縄に入ってきたのか興味シンシンです。この当時の沖縄は独立国でまだ日本の干渉はそれほど強くなくむしろ東南アジア、中国と内地との貿易中継点としての役割を果たしていたのでしょう。今回の銅貨もそういった交易によって入ってきたものでしょうが往時の船がどんなものだったのか、何が取引されていたのかその対価は何だったのか、人々はこの銅貨を何に使ったのか、文化交流はなどなどこれから更に発掘が進みその謎が明らかになるのが楽しみです。