10月27日 営業担当者の雑記

今朝朝刊を取りに行ったら水仙が十数本芽を出しているのに気が付きました。10月末。いつもこんな時期だったかな少し早い気がするのだが。それにしてもこの花毎年芽は出してくれるのですが花芽がなかなかついてくれません。今年はそれでも少し花を付けたので来年も期待しています。季節が巡ればそれに伴って自然界は移って行きます。毎年毎年。この移り変わりに付いては古来多くの文人が様々な言い方をしています。「年年歳歳花相似」の詩はどうも人間の限られた命、年を取っていくというどうにもならない節理を嘆いたもののようですが和歌にもこんなのがあります。「いのちある木草のあはれ季来れば追はるるごとくつぎて花もつ:大岡博氏」人間は自然界の移ろいに法則を超えた何かを感じ取ります。あるいは芽を付け開く花に自分を重ね合わせます。一木一草に精一杯の命を見ます。そして季節の流れに気が付くことに生きている証を見ることがあります。