11月25日 営業担当者の雑記

大相撲九州場所が横綱白鵬の32回目の優勝で幕を閉じました。表彰式が始まり君が代が流れ始めたとたん白鵬が目頭を押さえ始めた。何回もこの場に臨んでいるはずなのに。私達の時代には「巨人・大鵬・卵焼き」とまで言われ当時の力士の中では圧倒的な強さを誇り歴代最多優勝記録を持っているその大鵬の記録に並んだ瞬間なんですね。「この国の魂と相撲の神様に認められたから、この結果があると思う」という談話がありましたがモンゴルから見知らぬ国日本にやってきて言葉の壁、相撲界のしきたり、先輩後輩の関係などなど想像を絶する苦労の中只管稽古に励み着実に昇進してきた、そんな感慨と共に長年目標にしてきた大鵬さんの記録にようやく並ぶ事が出来たといった思いが頭をよぎったのでしょうか。何しろ負けません。大きなけがをしない柔らかい体を持っていることも一因でしょうがやはり毎回優勝を期待されほとんどそれを裏切らないという精神的な強さが一番でしょう。まだ29歳どこまで記録を伸ばすのでしょうか。