7月2日 営業担当者の雑記
梅雨最中とでもいうのでしょうか、このところ毎日雨続きで気温もあまり上がりません。「だんだんにけぶりて梅雨のきとなれり:石田勝彦」会社の近所には広い屋敷森がある家が数軒あり空き地もそこここに見えます。ついこの間まで道路に覆いかぶさるように生い茂っていた木をすっかり切ったお屋敷の森はいつのまにかずっとこの状態だったかのようです。空き地に生え放題に伸びている雑草もある程度までになるとすっかり周りの景色に溶け込んでいます。丁度雨上がりの今日昼下がり、森も空き地もしっとりと濡れ遠くは少し煙っているように見えます。いつのまにかみんなあるべきところに収まっているような何の変化もない景色。これまで日毎に伸びていた草々、たっぷりと水を吸った植物たちは今夏の暑さに耐えるべく小休憩なのでしょうか妙に静かです。心が落ち着く一瞬、こんな梅雨も悪くはありません。