6月11日 梅雨入り

ニュースで関東地方は今日梅雨入りしたと報じていました。午前中はそんなことはとても信じられない快晴でしたが昼過ぎから風が強くなり時折激しく雨も降ってきました。平年より3,4日遅い入梅のようです。朝の通勤電車内には天気予報を信じて長靴の女性もまれにはいましたが私は大きな傘だけはしっかり持ってきました。ジメジメと蒸し暑く食べ物が腐るこの季節は嫌われ者ですがこの時期の雨がなければお米は育ちませんし夏に需要が大幅に伸びる電力にあるいは水の使用量に備えとても大切な水にもなります。最近頻発している突発性豪雨は困りますが盛夏に断水、節電も困りものです。適度な雨をもたらしてくれる梅雨であってほしいですね。そして植物たちにも恵みの雨をプレゼントし生育にさらに一番大事な子孫を残すための花を開かせ私たちの目も大いに楽しませてほしいものです。今年は白山神社のアジサイ祭りはコロナの影響で中止のようで残念です。

6月9日 営業担当者の雑記

昨日関東地方の梅雨入り宣言がありました。平年並みで去年より三日早いのだとか。とはいっても「梅雨」の定義はないようなのでまあ天気図上に梅雨前線がかなりの確率で留まっているといった程度なのでしょうが植物を見ていると結構「梅雨」は感じられます。万太郎の句に「睡蓮の池まず梅雨に入りにけり」とありますがこの時期睡蓮だけでなく紫陽花もどくだみも花菖蒲もみんな雨がよく似あっています。会社の近所にあるお墓には「露草」が咲き梅の実がすっかり落ちた木の下では何とも涼やかな香りが広がっています。広重はしっかりとした線で川に橋に笠に人に叩きつける雨を表現しましたがとても生活感があります。夏を迎える前の雨は植物にとって大切なだけでなく古来より我々の生活の中にもすっかり溶け込んでおりむしろこの雨を楽しんでいるようにさえ思えます。今年の雨が程々でありますように。