2014年6月12日 営業担当者の雑記

梅雨の話題。
「紫陽花の一夜の雨に艶やかに:久保田一豊」この時期の雨と紫陽花はとてもよく似合います。満開になった我が家の柏葉あじさいはとてつもなく豊満で一房が幅20cm長さ40cm位はあろうかという大きさで雨が降るとみんな項垂れてしまいます。でも近頃は漱石ではありませんが「かわいそうだたア惚れたってことよ」感覚になってきました。以前は紫陽花と言えば七変化の手毬状のものしか知りませんでしたが最近は色んな形、色のものが咲いています。こんもりと剪定した道端の紫陽花は小さな子供達の傘のようですし鉢に植わったヤマアジサイは箱入り娘のようでとても可愛いですね。また鎌倉東慶寺以外にもあちこちに紫陽花寺がある様ですが由緒のある尼寺と雨と紫陽花というのは何となく詩情をそそる組み合わせです。先日先輩から博多筥崎宮の紫陽花祭に行って来ると言う便りがありました。

2014年6月11日 営業担当者の雑記

今朝も通勤時に一瞬ですがパラパラきました。何時雨が降るか分からないのでこの時期傘は必需品です。これが「梅雨」なんでしょう。ところでこの「梅雨」ですが確か婆サマは昔「バイウ」といっていたように記憶しています。物の本によると揚子江流域では梅の実が熟す頃なので「梅雨:バイウ」とか、黴が生えやすい頃なので「黴雨:バイウ」が転じ「梅雨」になったなどと書いていますがそのままでは少し季節感が合いません。また日本で「梅雨:ツユ」と呼ぶようになったのにもこの時期木の葉に露が一杯つくとか梅の実が熟して潰れる「潰ゆ」など諸説あるようです。蘊蓄はともかく最近私は勝手な説を考えています。通勤途中に梅の木が沢山ありまして春には花も楽しめますが今の時期青いのやら少し黄色になったのやら沢山の梅が潰れてあるいは丸いまま落ちています。そしていかにも甘酸っぱい、梅干しとはまったく違う独特の香りが漂っています。落ち梅が辺り一面に薫るのでこの時期の雨を「梅が潰れ香る時期の雨:ツユ」と呼ぶという説は如何でしょうか。

2014年6月2日 営業担当者の雑記

いよいよ6月。
例年なら10日頃に梅雨入りし日本列島は雨期に入ります。雨は降らなければお米を始め植物の生育に支障をきたしてしまいますが降り過ぎると今度は災害の恐れがあります。お天道さん今年は適度な所で宜しくお願いします。今朝家を出て間もなくの道すがらで「アゲハチョウ」が小さな花に止まっているのを見つけました。私はどちらかというと昆虫は好きではなく小さい頃の昆虫採集も自分でしたのか定かではありませんが今日は蝶々がとてもかわいく見えました。名前も黒と黄色だから多分「アゲハチョウ」程度のことですので正式な名前などは知りません。そういえば家の植木鉢の辺りで最近小さなとかげがうろちょろしているのを見かけます。以前は唯気味が悪いとしか思わなかったのですが何とはなしに気にかかります。まさか自分の脳の奥深い所は植物であり魚でありという先祖のDNAが突然よみがえったわけでもないでしょうが。