3月3日 桃の節句

今日はお雛様。ついでに奥方の誕生日でもあるのですが。我が家では娘が家を出てからはお雛様の顔を見なくなりました。ところで3月3日は別名桃の節句とも言いますが桃の花はさすがに今の時期咲きませんよね。精々今月末からなのでどうして桃の花とお雛様が結びついたのか不思議でしたが「節句」が味噌なんですね。もともと中国からの輸入催事で旧暦の3月3日というと丁度一月遅れの4月になるのですが、新暦になってから催事と季節が合わなくなりました。菊の花を飾る9月9日の重陽も時期がズレています。旧暦を使っている俳句の世界はまさにそうで季語をそのまま解釈してしまうと雰囲気が出ないのが沢山あります。「五月雨を集めて早し最上川」の五月雨は梅雨のことだし五月晴れはいわゆる梅雨の晴れ間として使うのが本来の意味のようです。まあ言葉が時代とともにだんだん変わっていくのは当たり前なので「本来は」などと気色ばむこともないのですが。

 

2014年3月3日 営業担当者の雑記

今日は3月3日雛祭り、桃の節句
桃の季節には少々早いのですが我が家の梅は昨日の雨で玄関前、駐車場が赤い花びらで緋毛氈になっています。平安時代の「流し雛」にそのルーツはあるようですが江戸時代になり女子の「人形遊び」と「節句の儀式」が結び付き全国に広まったとの事。大名家では贅をこらしたお雛様も作られたようだが我が家では女の子が生まれた時にお内裏様とお雛様の一対だけを飾り始めました。時の経つのは早いものでお雛様を出さなくなって久しくなりました。御蔭様で健やかに育ち上がり喜んでいます。実は今日は古女房の誕生日なんです。何回目とは申し上げませんが随分と回数を重ねてきました。
彼女もすっかり育ちあがりました。めでたし、めでたし。