2014年5月12日 営業担当者の雑記
昨日上野の東京国立博物館に「キトラ古墳壁画」を見に行ってきました。9時半開館で10時前に着いたのですが早くも外で140分、中で30分待ちの大行列。これなら先週の70分待ちの方がまだよかったなどとブツブツいいながら,また私はこのところ膝が悪いのでしばらく博物館正面の「ゆりの木」の前にあるベンチで休憩などしながら時間を待ちました。この古墳は約30年前に内部をファイバスコープで内視調査したところおぼろげな「玄武:北を守る神獣」が認められ一躍注目を集めてきました。今は現地での保存が難しいことから壁画を剥ぎ取って保存、修復作業が進んでおり修理が完了した後では壁画を遠方に移動するのが困難ということで今回東京での公開となったようです。壁画は泥を被りその全体像がよくわからないものが多いのですが、それでも「朱雀」「白虎」「玄武」「天文図」などは当時の線あるいは色が残っており、合わせ高松塚古墳壁画の豊満な男女群像も展示されており非常に貴重な資料を見ることができました。