10月10日 営業担当者の雑記
1964年の10月10日快晴の空の下東京オリンピックの開会式がありました。もう53年が経ったのですね。国中が沸き上がり突貫工事で東京の景色が変わり地下鉄が整備されこの日を迎えたのですね。この5年前現在の天皇陛下の結婚式がありこれを見る為に多くの家にテレビが設置されたので東京オリンピックのイベントはご成婚儀式に続いてのメディア時代を象徴するものになりました。亀倉雄策氏のシンプルだが力強いポスターが久しぶりに国を一つにした感がありました。そして聖火最終ランナー坂井義則選手が競技場に入って来聖火台の階段を登り点灯。興奮は一気に頂点に達しました。この聖火ランナーは私の故郷でも知り合いが走る等全国から国立競技場を目指したのですがこれも盛り上げの一つでした。第二次世界大戦での敗戦からようやく立ち直り世界中に「日本」の存在を見せることが出きた一大行事だったのだと思います。