12月11日 朝霧

私は毎日千葉市から松戸まで通っていますが今朝はものすごい霧でした。100m先は見えづらく車だと結構気を遣うだろうなという程でした。松戸に着いても会社まで周囲が薄っすらしていました。「放射霧」というそうで地面付近の空気が夜間の放射冷却によって冷やされて、空気の中の水分が凝結して霧になったものだとのこと。東京ではそれほど気温が低くなかったので霧は発生しなかったようです。ところで昨日は長野県伊那地方は今年一番の冷え込みになり駒ケ根市内の天竜川流域は朝霧に包まれ幻想的な景色になったようです。雪を被った中央アルプスの山々が浮かび上がり冬の訪れを感じさせたようです。終生故郷である南アルプスの麓で暮らした飯田龍太の句に「山河はや冬かがやきて位に即けり」というのがありますが、高い山々も大きな川もなく海に面しそれほど厳しい冬とはならない房総では普段思うべくもない信州の冬景色を今朝は疑似体験した感じです。

3月9日 営業担当者の雑記

今朝の霧は物凄かったですね。新聞を取りに行った6時過ぎは視界7,80mといったところでしょうか。なんか少し焦げくさい感じの匂いがしたのは気のせいでしょうか。そして通勤時7時過ぎになると少しは晴れていましたがいつも乗っている京成電車がまだ霧の中からライトの灯を滲ませながら通過していきました。霧は随分久しぶりです。一度朝霧で有名な大分県日田で素晴らしい景色に出会ったことがありますがこれとは少し出来方が違うようで放射霧とかいうそうです。毎日あるいは昼夜の温度差があるこの時期は地面の温度と大気温にかなりの差があり空気中に溢れでた水蒸気が霧になるのが原因のようです。コップに冷たい飲み物を注いだらガラス面に水滴が出来るのとは訳が違うのかしら?私が乗る電車に遅れはありませんでしたが埼玉方面では混乱もあったようです。昨今話題の「空中に浮かぶ城」というほどのことはありませんが束の間の霧の町でした。