7月30日 最上川氾濫
西日本に大きな被害をもたらした梅雨前線が今度は東北山形で大雨を降らせました。最上川の堤防があちこちで決壊し大変なことになっているようです。私は最上川を実際に見たことはないのですが山形県の東南部から北西に向かい酒田で日本海に出る何となく緩やかな大河というイメージを持っていましたが日本三大急流の一つに数えらえるくらいですから怖い川なのですね。場所によってはかなり曲がりくねっておりそのため川幅が狭くなったところでは上流からの水量を流しきれなくなる、さらに沢山の支流がありそこから大量の水が流れ込んだなどで雨が降ったあと9時間後くらいから洪水が発生したと報じられています。芭蕉の「五月雨をあつめて早し最上川」で知られるように梅雨の時期は水量も増し危険な川なのですね。名物のサクランボは収穫後だったようですが桃、りんご、ラ・フランスなど果物王国として有名な地ですのでこの被害も心配です。