9月17日 営業担当者の雑記

このところ夜中に地震が起きて二度ほど目を覚ましたことがありましたが昨晩は激しい雷で起きてしまいました。寝る頃雨がかなり降ってはいましたが夜中になるとドンガラガッチャン、ピーだのドカーンだの思いつくオノマトペを目いっぱい使った望みもしない大コンサートが催されさすがに寝が覚めてしまいました。隣に寝ていた女房も「すごいね」などと起き上がりました。ふと落語の「宮川」を思い出しました。普段そんなに懇意にしている訳でもない幼馴染の男女が夜遊びで遅くなり家に入れてもらえなくなった。そんな二人が偶々出会い仕方なく男が何時も世話になっている早飲み込み叔父さんの家に泊めてもらうことになったことから始まる噺です。梯子を外された二階で布団を仕切って寝ていた二人、夜中に雷がなり「きゃー」「怖い」とおびえ男にすがろうとする女、乱れた裾から見える若い女の白い足、、、それから先は台本が破れていましたと先代の円楽師匠。古女房はさっさと寝てしまいましたが。