3月11日 営業担当者の雑記
昨日松戸市内の旧家の方と商談をしたのですが随分いろんなことを教わりました。そのお宅は栗ヶ沢にあるのですが昔は名前のように本当に沢があったようです。元々栗ヶ沢は大変広く今の小金原もその一部で江戸時代には小金牧という馬の放牧場なっており鷹狩等に使われていただとか、豪族の城跡が残っているだとか、坂川の水源がこの辺にあるだとか、この方のお婆さまが柏からお腰入れしたとき栗ヶ沢の広い土地を持参したとか。更に昔紙敷には二つの姓しかなく名前で呼び合っていただとか東松戸駅周辺は田んぼだらけで畔で田螺が取れたとか。今の常盤平はその昔川越から庄屋さんが数人のお百姓さんを連れてきて開拓したのだとか。もう知らないことだらけ。お話しを伺った方もそんなにお年ではなく親などから聞いた話のようですがそれでも戦前、戦後間もないころまでは大かた様子は変わってなかったのだろうとのこと。松戸はその昔松戸宿、小金宿などがありその近辺には東漸寺、本土寺、万満寺などの名刹もありますが外れると自然豊かだったのですね。