5月11日 戦争の勝ち負け

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースは毎日流れ攻撃されたウクライナの惨状が映し出されています。民間人にも容赦ない砲撃が加えられ沢山の死傷者が出ているとも。そんな中ともすれば私の頭の中で「ロシア負けろ!」「ロシア兵をやっつけろ」という言葉が走り回ります。ウクライナはなんのいわれもないのに突然襲ってこられた、圧倒的な兵力で攻撃された、民間人まで、悍ましい殺人もあるようだしというのが理由だと思います。でも冷静になったらウクライナ兵のように祖国を守るという明確な動機がないまま戦闘に参加し多くの犠牲者を出しているロシア兵も哀れです。為政者は相手国を崩壊させ敵兵をたくさん殺せば満足するのでしょうが、翻って自国兵が血を流し倒れていくのにはどんな感想を持つのでしょうか。戦争なんだから人殺は当たり前、殺しても殺されてもいちいち感情は動かない、兵隊はただの駒なのだからというのがいい指揮官なのでしょうね。