8月24日 慶応優勝

いやー驚きました。失礼な話ですがミーハーと判官びいきだけで応援した慶応高校が連覇を狙っていた仙台育英から勝ってしまったのです。報じられる限り慶応のチャンスは正直少なかったと思います。監督が言うように「勝つには実力+αを引き出す応援、球場全体の雰囲気とか、そういう力を借りないと難しい」だとすれば選手それぞれの力量以上の何かを引き出せたということなのでしょう。監督の言う「エンジョイ・ベースボール」ということの真意はその場を楽しむのではなく、より高いレベルを求めて野球を追求していくことなんだとか。この優勝は従来の野球伝統校とか名監督といった殻を破り高校野球の新しい姿につながる勝利だったといえるでしょう。高校生のとことん熱中し一つの成果を自分たちの目一杯の努力で挑む姿は本当に美しく見事だと思います。その中で栄冠を勝ち取った慶応にエール。そして勝つことの重圧に耐えてきた仙台育英に「あっぱれ!」