9月27日 彼岸花

毎年この時期には松戸祖光院の曼殊沙華を取り上げます。ここの花は庭木屋さんが管理しているせいでしょうか例年とても見事に咲きます。新京成常盤平駅から歩いて10分程のところにあるこじんまりとしたお寺ですがこの時期には駐車場が満杯になります。皆さん曼殊沙華目当てです。ここのは赤だけでなく白、黄色そして最近はピンクまであり所謂「映え」がするところです。といいながら私はとても忙しく今年は見に行っていません。道沿にあるので一部覗けるのですがもう時期が遅いようです。私は曼殊沙華というと「曼殊沙華どれも腹出し秩父の子:金子兜太」の句を思い出します。実際に何度も秩父の曼殊沙華も見に行っています。畑に見える花は鑑賞用ではなくあぜ道にポツポツと咲いておりいかにもお腹丸出しの子供たちが顔を出しそうな雰囲気です。私は何十万本と植わった巾着田もいいのですがどちらかというと田舎道に静かに咲いている方が気に入っています。

9月12日 営業担当者の雑記

このところ気を付けていると家の近所の空き地、線路わき、いつもの散歩道、会社の傍にある墓地などあちこちで彼岸花を見かけます。多分どこだかから飛んできたのでしょうから群生しているのではなく二本、三本と咲いています。観光用に植わっているのでもないので色も少し褪せていたりしっかり開ききっていなかったりと様々ですが妙に気になります。嘗て福岡で営業をしていた頃佐賀嬉野温泉から祐徳稲荷に抜ける道だっただろうか、夕方少し高台にある稲刈りの済んだあぜ道に7,8本の彼岸花が咲いていました。姿勢がよく細長い花だけが茎の上の方で広がっている様は何故か知らないがとても落ち着いた懐かしい気持ちになったのを今でもはっきりと覚えています。葉がなくすっと伸びた茎の上部に冠を被っているような花。今時分の好きな花です。

2013年9月24日 営業担当者の雑記

先週の土曜日営業で外回りをしている際、ぼちぼち松戸金ヶ作祖光院の彼岸花の時期かと寄ってみました。大体お彼岸の頃に咲く花とはいえ何とも律儀に満開。ここの花は赤だけでなく白、中に黄色も散らばりそれらが木々の間の木漏れ日の中咲き乱れる様は本当に見事です。一般的には球根に毒があったり墓地に植えられていたりであまりいい印象はないようですが、私は葉がなく茎にいきなり花が咲くあるいは花弁のユニークな形態、お彼岸時期の一週間と見ごろが短いなど毎年気になる花の一つです。