1月11日 営業担当者の雑記

昨晩の夕食後頂いた煎茶を入れて飲んでいると干し柿が出てきました。女房殿の大好物です。らっきょを少し太くしたような形、表面が白く中身は薄い飴色、天然の上品な甘さで煎茶とはとても相性が良いのです。包装紙には「市田柿」と書いてあります。よく見る名前ではありますが何のことだかは知りませんでした。調べてみると干し柿のブランド名で市田柿ブランド推奨協議会によると「原料柿、製造地域共に飯田市・下伊那地方に限る」とのこと。渋柿のタンニンを抜くと甘くなるという事は知っていましたが結構厳密な製造工程を経るようです。渋柿が干し柿に変身すると甘柿の1.5倍ほどもあるという糖度が表に出てくるのですね。元々ドライフルーツ大好き人間なのですが干し柿のじわっと来る上品な甘さにはぞっこんです。これにはやはり少し上質な煎茶がぴったりです。優雅な別腹を楽しみました。