2014年3月31日 営業担当者の雑記
先日佐倉にある「川村記念美術館」に行ってきました。ここはDIC(株)が運営する私立の美術館で展示品も凝ったものがあったりして年に何回かお邪魔するのですが、それよりここの自然散策路が秀逸。隣接するDIC総合研究所と合わせ総面積9万坪という広大な敷地に四季折々の植物が植えてありところどころに彫刻が配置されているそれは見事な庭園です。この時期は池脇の「カワヅザクラ」「ヒガンザクラ」が満開、丘には春の妖精「カタクリ」の花がそこここに植わっており、「なのはな」が数百メートルに亘り一面を黄色く染めています。でも何といってもこの日のメインは「ハクモクレン」です。7本ほどの大木がさえぎる物のない青空に伸び今を盛りに人のこぶしほどの花を付けています。一つ一つの花の姿はとても優雅ですが樹全体が白い花びらで覆われている様はまるで白鷺の大群か止まっているようです。花の時期はつかの間ですが何時までも心に残る花です。