12月13日 営業担当者の雑記

このところ日本列島は大寒波に覆われ太平洋側を除いて凍ったり、雪が降ったりといったニュースが流れておりすべったりころんだりといった事故も起きているようです。東京も朝晩はとても寒く通勤時私は完全な冬仕度です。それでも今日あたり昼間は晴天のせいもあり特に車の中は快適でした。「あたたかに冬の陽の寒き哉:上島鬼貫」もしかしたら以前にもご紹介したかもしれませんがこの時期の情景をこのように短く端的に表現する鬼貫さんはどんなひとだったのでしょうか。教科書などにはあまりでてこないように思いますが「何ゆえに長みじかある氷柱ぞや」といった”確かにおっしゃるとおりですな”といった面白い句もあります。平易なことば使いで時に的確なオノマトペを使い思わずニタニタしてしまうような句の数々は遠い存在のような俳句にとても親しみを与えてくれ大好きな俳人の一人です。

12月1日 営業担当者の雑記

とうとう12月になりました。今年は年初から営業が厳しいことは分かっていましたが、結局その通りになりそうです。いまからどうにもなりはしませんが出来る限りのことはやって一年を締めたいと思っています。まあいつものようにここだけは数字と離れるとして。今日も一日車に乗っていたのですがまあ天気のいいこと。小春日和とでもいうのでしょうか車の中はポカポカでうっかりすると瞼が重力に負けそうでした。「玉のような小春日和を授かりし:松本たかし」なんとも絵にかいたような小春日和でした。この松本たかしさんは能役者の家に生まれたのですが体が弱くお能は断念し子規について俳句を作り始めた人だとか。そんな生い立ちも影響しているのでしょうか特にこの句は暖かい、柔らかい、ふんわり、愛おしいそんな言葉が似合う心がホッコリとするいい句だと勝手に思っています。

2013年12月5日 営業担当者の雑記

今朝家の前の畑は真っ白になっていました。見上げると全く雲が見えない、ただただ真っ青な空が広がっています。日中の気温も16度位になり湿度も低いのでお洗濯に宜しいとの事。こんな日を「小春日和」というのでしょうか。元々「小春」の意味は旧暦11月頃のことなので今日旧暦11月3日は正に「小春日和」なのですね。この天気は気分はいいのですが体には必ずしもそうではないようで最近マスクをしている人が増えてきました。朝晩の冷え込み、空気の乾燥などがウイルスの繁殖に都合がいいのでしょうか。