12月13日 小さな村の物語 イタリア
私は「小さな村の物語 イタリア」というテレビ番組が好きで毎週見ています。これはローマ、ベニス、ナポリといった有名どころではなく山間や海岸にある本当に小さな村で観光客もほとんど行かないような場所での生活ぶりを俳優の三上博史がナビゲートする番組です。観光客が押し寄せ町には外国人が溢れレストランでは地元の人が入れないという場所とは違い農業、漁業、酪農、石切といった昔から守ってきた仕事をしている人たちが主役です。派手さはなく朝から晩まで勤勉に働き昼休みは家族全員でマンマが作った料理を食べています。出てくる人々は映画で見たり伝え聞くイタリアのイメージとは随分違います。家族を愛し、村を愛し質素にしかし心豊かに暮らしています。流れる音楽と風景はきぜわしい日常から離れしばし別世界にいるような気分になります。一杯のコーヒーを飲みながら味わうのどかで平和なイタリアはゆったりとした時間が流れ楽しみにしています。