3月1日 好景気?

あっという間に2月は終わってしまいました。商売は相変わらず非常に厳しくコロナ禍で苦しんでいる飲食業、サービス業などに携わっている方々の苦労が他人事とは思えません。さて今朝塾の経営者と商談をしたのですがやはり大変だといっていました。私は親御さんたちが「密」を避けるため子供たちを塾にやらないのが原因かと聞きましたらそうではなく職種は問わず親の経済状態が良くなく塾に行かせられないのだとか。さらに月謝が滞っている子供もいるとのこと。空前の高値で株式市場は盛り上がっており大手百貨店の高額商品や輸入外車などはすこぶる好調というニュースを耳にしますがそれは極一部の人達の話であって大多数は苦しいのが現状でしょう!思わずこの経営者と「そうですよね」と頷き合いました。関西地方を中心に緊急事態宣言が緩和されるようである意味結構なことではありますが何とか早く通常の生活に戻れるよう引き続き十分な注意が肝要です。

5月31日 営業担当者の雑記

安倍首相が消費増税を延期する様ですね。サミットで用意周到に準備した資料を官僚に作らせ精一杯延期のアリバイ作りをしていたのが少々滑稽なほどでした。難しい経済の話は専門家でも賛否両論ある中私に分る筈はありませんが一つだけ言えることがあります。私は今中小企業に勤めています。勿論業種にも依るのでしょうが業界の集まりなどを聞いているとアベノミクスの影響はどうもないようです。自動車産業を筆頭に超大手企業は確かにかの「ミクス」の恩恵を受けベースアップも順調に実施されているようだし有効求人倍率も2年半ぶりの高水準という。しかし平均というのがとんでもない曲者で1%の富裕層が世界の富の半分を稼いでいるように、日本でも労働人口の1割程度しかいない上場企業のそのまた一部の超大手企業で働く人達の収入が平均を引き上げており私達中小企業に働く者には景気がいいとは思えません。圧倒的に多い低所得者層には言うほどの好景気感はないと思うのですが。