5月16日 奥の細道

今日5月16日は「旅の日」なんだそうです。このところコロナ禍のため旅行は煙たがられていましたが少しずつ収まってきたように思います。なんでも1689年芭蕉が奥の細道の旅に出発したのがその由来とのことです。それにしても芭蕉には感心します。旅の動機は「歌枕」を訪ねるだとか崇拝する西行の足跡をたどるのだとか諸説あるようですが私が一番驚くのは出発時の年齢が46歳、人間わずか50年と言われたころ半年ほどかけて江戸深川から平泉、山形経由の大垣まで1800Km程を曾良とほとんど徒歩で回ったというのです。当時の人たちが健脚であったということを割り引いても、芭蕉が実は忍者だったという説を信じてもとても信じられません。まして今のようにホテルがあるわけでなし、行く先々に知り合いがいるわけもなし時には野宿もあったのでしょう。そんなことを思うと文学的な「奥の細道」の価値もさることながら私は芭蕉の元気さに驚かされます。

2014年5月16日 営業担当者の雑記

タニウツギと童謡「夏はきぬ」に出てくるそして「奥の細道」にも出てくる「卯の花」を混乱していたというズッコケの話は先日しましたが今日は「柏葉あじさい」の話。この花はずっと以前鎌倉のとあるお寺で竹林の脇に優雅に咲いていたのを気に入り園芸店で買い求めたものですが、最初の年から優雅と言うよりは豊満とでもいいますか花房がとても大きいのです。義民佐倉惣五郎を祭る宗吾霊堂は庭一面が柏葉あじさいですが、ここにも拙宅のように大きな花房は見当たりません。去年はまったく花芽が付かずさびしかったのですが今年は結構花芽がついており期待しているのですがどうも豊満系のようです。多分そういう種類なのだと思いますが私の好みのサイズではありません。同じ花でも咲き方で随分イメージが違います。切ってしまう訳にもいきませんので伴侶に似たこの花も大事にしようと思ってはいますが。