5月10日 吉野家の就活
先日役員の飛んでもない発言で会社の評判を落とした吉野家が今度は本人に確認せず勝手に外国籍と判断し採用説明会の希望者に参加を断っていたと報じられています。この問題は「本人に確認せず」ではなく外国籍の人たちの採用を排除したことにあります。昨今の優秀な人材なら報酬に差をつけてでも採用したいという企業の姿勢とは雲泥の差です。優秀な人材を採用するために早くから学生に紐をつけ囲い込みをしている企業が多くあると聞きます。それにも違和感がありますがそれほどまでに企業は優秀な学生を採用したがっているのに。先日当社の奨学生として頑張ってきた学生達が日本の企業に就職したことを披露する中で社長は彼らが元々優秀であること、新聞配達をしながら日本語を覚えビジネススクールに通うという苦労を振りかえり思わず感極まっていました。優秀なそして頑張り屋さんの外国人学生を最初から採用枠から外してしまうという企業もあるのですね。