7月13日 古代蓮
この日曜日に埼玉県の北部行田市に古代ハスを見に行ってきました。ハスは今見ごろで大勢の見物客がいました。ここはとても広い公園で古代蓮が中心の池と色んな種類のハスが植わっている池の二か所でハスが楽しめます。古代蓮のつぼみはかなり濃いめのピンクですが開くと一枚づつの花弁が透けて見えるような薄目の色になります。花が大きく立派な葉の中に点在しているさまはとても優雅です。前日の雨で葉の真ん中に水が溜まっておりそれが時々水泡になって出ています。ハスの葉が息をしているのですね。ところでこの古代蓮は千数百年前だろうといわれているハスの種が発芽していたのを広めたものとのことで、地中から種を見つけ出し大賀博士が発芽させた「大賀ハス」とは少し発見の経緯が違うようです。両者が違う種類なのか私には分かりませんがいずれにしても千数百年前の人が見たかもしれない花を今見ているというのは何とも不思議な気持ちがします。