4月13日 営業担当者の雑記

「梢吹く風の心はいかゞせん従う花のうらめしきかな:西行」今日も一日車で外回りだったのですが、八柱霊園南側の道路2kmに亘って植わった桜並木が満開の時期を過ぎ散り始めています。幅7,8mほどの道の両側にびっしり植わった桜樹は人の手で上手に真ん中に張り出しています。車から見ると覆いかぶさった枝の上に僅かに青空が見えます。今日は天気がいいので薄いピンクと空の色がとても似合っています。風があるので一面が桜吹雪、そして散った花は地吹雪のように舞い上がりところどころで渦を巻いています。西行が見たのは山桜でかなりソメイとは印象が違うように思いますがそれでも雲かとも思えるほど広がり山が空が霞むほどたわわに付いた花が少しの風で散って行き地面に絨毯を敷き詰めたように積っているのを見るとやはりうらめしい風と思いながら今年の春も終わりに近づいたのだと感じます。