5月2日営業担当者の雑記
私はカレンダー通りの出勤で本日も仕事をしていますが、やはり5月になりますと外の景色が随分と違ってきました。松戸常盤平の通称「けやき通り」は新京成常盤平駅前から子和清水まで約1kmに亘って街路樹のけやきが植わっています。けやきは天に向かって思い切り伸びていき7,8m位から枝を張り道いっぱいに広がっています。車で走ると緑に囲まれているように感じこの時期はとても壮快です。けやきの葉の緑はそれほど深い色ではなく「鮮緑」なのでしょうか陽の光に透けるともう少し明るくなります。古来日本ではある種の色がとても細かく分類されており一言で「緑」とはとても呼べません。平安時代の色の表現は今でも残っており「裏葉色」「若草色」「黄浅色」など情緒的な表現をしています。現代の技術だとオリジナルの色に相当近い色が出せるようですがそれでも例えば刷られた浮世絵あるいは美術館で見る光琳の「燕子花図屏風」の鮮やかさは精巧な印刷でも出せていません。色はその国の風土そのものなんですね。