7月7日 七夕
今日は「たなばた」ですといっても小さい子供がいないので多分帰っても何もないでしょう。子供たちがいたころは竹を買って来て飾り物、短冊などを用意したものですが最近は子供がいる家庭でもあまりそんな光景は見ないように思います。地方によっては8月に祝うところもあるようですがやはりその方が話がつながります。天の川といっても晴天の時でも見ることはまずありませんがまして梅雨のさなかの今、「なんで今時分に」などと子供に質問されると困りますね。旧暦の7月7日は新暦では8月の後半のようです。これだと少し真実味があります。もっとも男女の仲のことなので川などはどうでもよく夢見心地で年に一回きりの逢瀬を楽しむということでいいのですが。元禄時代芭蕉さんの頃の話ですが「文月や六日も常の夜にはあらず」などと前の晩が話題になっているところを見ると多分大人にも子供にも今とはずいぶん違った「たなばた」だったのでしょうね。