2月17日 ワクチン接種開始

今日から一部医療従事者へのファイザー製新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。今回の接種は本格的な接種前に副作用などの情報収集が目的で今後は医療従事者4万人に接種しこのうち2万人について副作用の有無など接種後の健康状況を観察して定期的に公表するとのこと。ワクチンとは生物が持つ免疫システムを活用して感染症などを予防するための医薬品で、今回は短期間で開発するため従来の方法とは違い遺伝子データを使って作る例が多くファイザー社のもウイルスの遺伝子情報から作るメッセンジャーRNAを使っているとのこと。米疾病対策センターの報告では、ファイザー社のワクチンではアレルギー症状であるアナフィラキシーは20万回に1回の割合で起こっているという。ファイザー社のワクチンの効果はすでに実証されており速やかに拡大すると共にこれに因る副作用リスクを精査し少しでも被害者の発生を抑えるようにして欲しいものです。