9月22日 レポートをAIで
日経夕刊のコラム「プロムナード」に国語辞典編纂者の飯間浩明氏が面白い文を書いていました。かれは大学でも教えているようで生徒に課すレポートは「Chat GPTを使ってもいい」と告知するそうです。それではレポートにならないだろうと思いますが課題の出し方により必ずしもそうはならないんだとか。Chat GPTには文章をまとめる力が優れており飯間氏も執筆する際論理の飛躍や無駄な段落を指摘して貰うとのこと。しかし辞書を作る立場から見るとまだまだ実用になる段階ではなく例えば」「右」の」説明をさせると「右 体の正面から見た時に、左の反対の方向を指す」左の説明は「右の方向を指す」となっているんだとか。いかにも機械のしそうなことですが「右」を辞書的に説明すると?昔なら「お箸を持つ手」といえたでしょうが右に矯正しない今はダメ。北に向かって立つと東側にあるのが右。余計にわからないですね。何と説明しましょうか?