5月12日 ヘラルボニー

今日の日経夕刊に「ヘラルボニー」の紹介がありました。私も初めて聞く言葉で知的障害のある人が描いたアート作品を発掘し、ライセンス契約を結んで顧客に提供する会社とのこと。知的障害のある人を「支援対象」ではなく彼らが持つ「異彩」の力を求める企業と作家をつなぎ、コンテンツや企画を作る役割を果たしているという。現在作家や約30の福祉施設と契約を結んでおり150人超の作家が手掛ける約2,000点のアートデータを保管しており顧客企業の需要にたいして適切なアートを迅速に提案できる強みがあるとのこと。すでに資生堂などからの引き合いもあるという。27年には上場を見据えており当然一営利企業として収益を追い活動を継続していくことが「理念」の正しさの証明になると松田副社長はいう。以前彼らのアートを追いかけているTVディレクター伊勢朋矢氏のことを紹介しましたがこの会社が大きくなることは彼らの自立の大きな一歩です。